思うこと | ぶたすずめはどこへゆく 

思うこと

明日は仕事も教習もお休みなので・・・

今日は、幸せな気分で夜更かしを楽しんでいます。


で・・・


ぼへぇーっとしながらぶろぐめぐりをしていたら・・・

あらら・・・と思うものにぶつかりました。


CiberAgentの社長さんが離婚を自身のブログで発表。


話し合った末の結論。

そうか・・・という言葉しか、頭に浮かびませんでした。



私個人の過去の経験のために、あれから10年以上もたったというのに・・・

家族、結婚、離婚というトピックには、どうしても敏感になってしまいます。

もう・・・昔のように、すべてを白黒つけて昇華しようと必死になることはありませんが・・・



離婚かぁ・・・



なんだか、響きが重くて・・・うつむいてしまいそうです。




一時期、結婚なんて人生の墓場だと思ってはねつけた時がありました。

その反動で、結婚できなかったらどうしようと・・・無意味に焦っていたこともあります。





今は・・・私自身が少しいろいろ経験して・・・

恋愛に対する異常なまでの潔癖さが薄れてきたせいでしょうか・・・



白よりも黒よりも・・・グレーな空気に身を任せる・・・

そんな寛容さが出てきた気がします。



両親に、昔に比べて話し方が穏やかになったと言われました。

私を妹のようにかわいがってくれる人からは、お姉さんっぽくなったとほめられました。

高校にあがるまで、いじめられてばかりで自分の何が悪いのかわからなくて苦しかった・・・

そんな時代からずっと・・・人を怖いと思っていたのに・・・



今では、新しい仕事場で、ちゃんと自分の居場所を作ってなじむことができる私がいます。

失敗してもめげず、どんどんわからないことを積極的に質問したり・・・

実は、私自身がこのことに、とても驚きました。

また、陰口たたかれたり・・・常識がないと笑われるのかと・・・覚悟をしていたのに・・・

自分の仕事をきちんと評価してもらえて、うれしくておろおろしてしまいました。



常識がかけているという点で、私はもう二度とそのつらさのはけ口を自分の過去や・・・

自分の両親に向けたいとは思いません。

時に、追い詰められて弱って・・・逃げの手段でそうすることはあるかもしれませんが・・・

ないものはないのです。

どんなに泣き喚いたって・・・その事実は変わりません。

今から、できるかぎりおぎなっていこう・・・その努力を怠らなければいいのだと考えています。



しかし・・・それにも限界があります。

それが、将来・・・私の結婚に暗い影を落とすかもしれないことは薄々感じています。

夫となる人のご両親が、私の常識のなさに絶望し、結婚を反対したとしたら・・・

その時は、身を引くしかないのかもしれないと・・・どこかあきらめてしまっている部分があります。

悲しいですが、結婚は家同士が仲良くしていないと・・・そう思うので・・・



少し、一般的から外れている私の両親をどう受け取るのか・・・

私がいくら誇りに思っていても・・・、それはあまり関係ありません。




姉が離婚した時、私は何か冷たいものが背中を流れ落ちていくのを感じました。




言い出したのは彼女のほうですが・・・


なぜか、私の目の前は真っ暗になりました。




ただ「幸せになりたい」「好きな人とずっと一緒にいたい」「結婚したい」と思う気持ちが・・・

私自身の首を締め付けているようで・・・

眠れなくって、一人で泣いていた時もあります。

そんなに考え込まなくていいのに・・・そう・・・言われるのも嫌で・・・

一人でだまりこんでしまうばかりでした。




もっと、気楽に考えればいいのかな・・・と今は思います。



ただ「好きな人とずっと一緒に生きてお互い幸せな人生を送れたら・・・」と考えれば・・・

少しは気持ちが楽になるから・・・


そして、それがおそらく私の本心だろうから・・・




今、幸せで穏やかな日々を送っているから・・・

考えられることなのかもしれません。

この、貴重な時間を大事にしたい・・・そう思います。



「終わり」は絶対あると、理由もなく信じて・・・約束をすることにおびえていた半年前。

男の人がいないと生きていけない・・・何もできない自分が嫌いだったあのころ。

何事も完璧でなければならない・・・とこだわりすぎて・・・

体調を壊して1日休んだだけで、気が滅入って余計に授業にいけなくなっていた大学時代。

自分は楽ばっかりして、もっと苦しい思いをしなければならないのだと・・・無理をしていた日々。



それでも、不器用なりに必死で生きていたから・・・

たくさんのすばらしい人達に出会えたのだと・・・思います。



日本に帰ってきて、ふっと力を抜いたら・・・

あまり精神的に疲れることがなくなりました。

自分を少し好きになったのと、失敗してもそれを許せるようになったからかもしれません。

また、明日があるから・・・大丈夫・・・

そう、考えるようにしています。



家主さんが、楽しそうに毎日を過ごしていることを喜べなくて苦しかった時が懐かしいです。

今は、心から穏やかに・・・自然に「いってらっしゃい」と「おかえり」が言えるようになりました。

その言葉を届けるだけで、幸せな気分になるのです。



でも、「スノボー行ってきま~す」とか言われたら、やっぱり「むきぃぃぃぃ」ってなるのだろうけど・・・



まだまだ、「つれていってよ」も言えない時点で、全然素直じゃない私です。

肝心なことを言わない癖が、なかなか直らなくて困っています。



そして、時折、魔が差したかのように訪れる・・・こんな深い気分の沈み方を怖いと思います・・・。


しかし、それを無理やり引き上げることは、もう・・・しなくていいのかもしれない・・・

ある日、そう感じてから・・・また少し、体が軽くなりました。


落ち込みたいなら落ち込んで、泣きたいなら泣いて・・・

悲しいなら悲しい。つらいならつらい。うれしいならうれしい。


幸せなら・・・わざわざ不幸な未来を思い描いて、それをかき消そうとしなくていいのだと・・・


誰かに水をさされたくないなら、誰にも言わなければいい。




いつだって、共感してくれる誰かがいないと自分自身の感情を信じられなかった・・・

弱い私が、少しずつ回復し始めています。




私を支えてくれるたくさんの人たちが、無限に与えてくれる幸せのかけら。


もう、自分を守りたいがために握りつぶすことはないでしょう。


Still I'm afraid, but I am preparing myself to see

things I've avoided for a long time.

No matter what I am, I need to know how others criticize me.

I trust you, and it's not necessary to seek an unknown, exact answer.

A car goes to where I see.

Love is not so complicated, but

simple and natural like you...

My honesty inspires me to tell you that

I'm so glad to know everything you want to show me.